アメリカAmazon輸出を行うための登録作業(1)
2015/12/10
最初に、アメリカでビジネスを行う場合、その売り上げはアメリカ法人の銀行口座で受け取らなければいけない決まりがあります。言い方を変えれば、アメリカではビジネスの売り上げを個人の銀行口座で受け取ってはいけません。
このためにアメリカに法人を作らないといけないのですが、初めからうまくゆくかわからないビジネスのためにアメリカ現地法人を登記し、銀行口座を開設するのもいかがなものかと思います。しかしこの銀行口座の問題を解決しないとアメリカAmazonへのセラー登録ができないのです。
そこで今日は、私が行った銀行口座の開設とAmazonのセラー登録について書きたいと思います。
Payoneer(ペイオニア)
私はアメリカ現地法人を登記することは考えずに、アメリカ法人口座のレンタルサービスを行っているPayoneer(ペイオニア)に口座を開設しました。いまではWorldFirst社を利用されてる方も多いと思います。利用されてる方の多くは年会費・口座維持費がかからないという事、amazonからの売上に対して転送手数料の1%が引かれない事、対応通貨が多い事などが主な理由と思います。
ペイオニアを利用することによりアメリカ法人を登記することなく法人用の銀行口座を利用することができます。またペイオニアから発行されるPayoneer プリペイド MasterCard® カードを使えばアメリカで振り込まれたお金を日本のATMで引き出すことができます。
ただし、ペイオニアを利用するには口座管理費として年間$29.5と入金を受けたり引き出しをするのに別途手数料がかかります。手数料の詳細はペイオニアのホームページの手数料(日本語)をご覧ください。
それでは口座を開設するために必要な運転免許所またはパスポートを準備してください。
Payoneerの口座を開設する
①まずは次のバナーをクリックして登録作業を開始してください(25ドルキャッシュバックされます)
②「今すぐサインアップ」をクリックします
③個人向けは右の方になるので右の銀行口座+プリペイドMasterCardの「選択する」をクリック
④この後は、個人情報、住所情報、ログインID情報などを登録します。
※英語表記の住所の書き方は日本郵便のHP:あてなの書き方が参考になります
⑤最後に事前に準備した運転免許証かパスポートの情報を入力します
ここまでの入力が終わればカードが届くのを待つだけです。
このあとは「Payoneer Inc. <c.support@payoneer.com>」からメールが入ります。
メールの内容は、登録→承認→配送 に関するメールです。
この承認メールが配信されたあとに、タイトルが「Payoneer(ペイオニア)のUS Payment Service(米国決済サービス) – 米国アカウントで支払いを受取りましょう!」のメールが来ます。
このメールにはAmazonに登録が必要な口座情報が書かれていますので大切に保管してください。
私の場合、HPでの登録完了から40分ほどで承認メールが配信されました。
またMasterCardは2週間ほどで届きました。
さて、次はAmazonの登録ですが、少しながくなったの次回にしたいと思います。
↓承認審査中を示す画面を貼っときます↓
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